リアルタイムドキュメンタリー

勝手に戦友化しちゃった経験ありません?

テニス
今日も一つ、僕は逆転への布石を打っていく。

 

僕は中学時代は三重県でもそこそこ名のしれたソフトテニス選手だったんだけど、上には上がいてどうしても勝てない憧れの選手がいた。中学時代はあんなに全国でも名を轟かせ、おそらく人の何倍も努力して、勝ち方も知り、ブレイクしていた僕の中でのスター選手が大人になってふるわない人生を送っている。そんな事実が許せなかった。ただ悔しかった。

同じ時代に同じスポーツを選択し技を磨いてきたので、努力の量や平然とやってのけるそのプレイの凄さもシビれるほど分かった。当然リスペクトもする。

そんな県大会を戦いあった戦友であり憧れの選手は社会に出てもキラキラした状態でいてほしい。勝手にそんな願望があった。僕はこのことを「勝手に戦友化」と呼んでいる。

 

Chikirinの日記でこんな事が書かれていた。

45歳以上の早期大量リストラが優良企業でも相次いでいるけど、思考時代と呼ぶにふさわしい時代の変化はこっからさらにどえらい事になるって話だ。

社会に出たばかりの20代の若手であれば、自分とは無関係のどっかの使えないおっさんがリストラされた。ざまーみろ。くらいなもんかもしれん。多分俺も20代だったらそう思ってた。

しかし、30代の中堅にもなった僕らの世代はそうゆうわけにはいかない。次は俺かビクビクみたいな話じゃない。一緒に働いていた上司であり、戦友であり、バリバリ活躍して会社に貢献していたあの先輩が退職しちゃってるんだ。そういう意味で超絶ジブンゴトだ。

なんかこれって、先のソフトテニスの話に似ているなと思った。時代の波に乗れなかったそいつが悪いと言われりゃそれまでだ。テクノロジーの進化か社会や環境の変化か知らんが、一分野ではあんなに努力が出来て、リスペクトフルな勝手に戦友化した人が沈んでいくのを見るのは忸怩たる思いがする。そして、そんな人が今後ドバっと増えてくる。

ここで自分が出来る最大限の事をしていくしかないとかチンケな答えを出すつもりはない。人生のテーマの1つとしてこんな事も考えていたなあと、ただアウトプットしておきたかった。答え合わせはもう少し先の話。

読者のみなさん、勝手に戦友化しちゃった経験ありません?

 

明日やろうはバカヤロウなんだよ!