山口周先生がニュータイプのなかで仰っている。「意味があるもの」と「役に立つもの」。
キンコン西野さんのvoicyでの解説例が分かりやすい。
役に立つものは全世界共通で一つだけあればよくなってしまう現代社会。
コンビニに行った時に、ハサミや爪切りなど1種類しか置いてないものは「役に立つもの」Google検索もそう。2番目に使えるものなんか誰も使いたくはない。
一方で「意味があるもの」は生き残れるチャンスがある。
例えばタバコ、「憧れの先輩が吸っていたから」「ガツンとくるものが良い」とか、各自が意味を持って選択している。そういった商品はコンビニで見ても、たくさんの種類が並んでいる。
「役に立つモノ」を目指すのであれば、世界で一番にならないといけない、「役立つ人」を目指すのは、世界で最も物知りなGoogle先生や軽く正解を出し続けるAIに勝たないといけない。
だから、「意味のあるヒト」を目指そう。
というのがキーメッセージだった。
これは別の表現をすると「好きか安いかしか残らない」、「巨大な内輪ウケ」
などと同じ文脈、別の表現だ。
こういった話を聞くと、挑戦による浮沈みを伴ったストーリーや曖昧模糊な共感性等という言葉の聞こえは良いが、再現性が乏しく手段として具体的では無いような気がしてしまう。
意味を持たせる為に誰もがとれるたった一つの具体的手段は「物事を継続すること」だと思う。継続によりストーリーが生まれ、共感が芽生える。
ちきりんだって、サンドウィッチマンだって、野村克也さんだって、成功したどんな著名人もひたすら何年、何十年もやり続けた結果、ようやく日の目を浴びたという例が殆どだ。
あなた自身が「意味がある」と、感じたことを継続しよう。
僕の場合はブログの毎日更新を継続していきます。