今日も一つ、僕は逆転への布石を打っていく。
前回は、アトピー業界の闇である胡散臭い体質改善に関するネタをお話しました。
前回記事の詳細はこちらから読めます。
前回に引き続き体質改善系の治療方法、中でもテクニカルなタイプを中心に書かせて頂きます。
ちなみに今日の話も日本皮膚科学会のアトピー診療ガイドラインには1ミリも記述はありません。
テクニカルな体質改善系
これからお話するテクニカルな体質改善系の療法については、実はまだ僕自身が人体実験出来てない療法になる為、公開するかどうか非常に悩みました。ここで情報発信することでもしかして、逆に体験談を貰えるかも？という淡い期待を込めて公開する事にしましたので、体験済みの方はぜひフィードバックください！
キレーション療法
もしあなたがキレーション療法をご存知であれば、れっきとした美容・健康マニアの証です。そしてこれは僕が今最も試してみたい治療法になります。キレーション療法とは、キレート結合を促す薬剤を経口または静脈点滴、座薬等で投与して、人体にとって不要な水銀や鉛などの有害重金属を体外排出する療法の事です。
水銀といえば中学校で習った水俣病がすぐに頭に浮かび、確かに有害そうだなあというイメージを持ちます。海産物を好む日本人はマグロやカツオなどを好んで食べるため、水銀の蓄積量が欧米人に比べて2～6倍も高いとする説を唱える人もいます。（ただし、信頼性は不明。食事量に応じて蓄積量は変わる事を示した論文は見つけました。）
人間の体はよく出来ていて、有害重金属は汗や糞尿、毛髪などから排出する機能を備えており、通常であれば問題ありません。排出機構に何らかの異常をきたしており、体内に過剰蓄積している場合に、これを強制的に体外排出してデトックスしてやろうという考え方です。キュレーション療法を実施している病院のWebサイトでは、過剰蓄積というかひとっ風呂浴びてデトックスしよう的なノリで記載されてるものも多いようにも感じます。
普通に考えると、重金属毎に体調に異変をきたす蓄積量の基準値まで達して無かったら問題なさそうに思うのですが、その基準値も明確に決まってないものや、基準値以下でも個体差によって変調をきたす場合があるとかないとかグレーな情報提供にとどまっているのが現状です。もちろん、水銀の蓄積濃度と人体への影響や鉛の生殖・発達に及ぼす影響など明確に整理出来ているものもあります。
こういった、なんとなく良さそうだけど曖昧模糊とした領域に美容系のビジネスはつきものです。なんで結局は自分の体で試してみるしかないんですね。
人間ドックに重金属検査が含まれている病院を見つけたので次回の人間ドックはここにいってみたいと考えてます。
ただし、ここでやってるようなオリゴスキャンや毛髪検査ではなく、前夜にキレート剤を飲んで糞尿から値を測定する「重金属検査」をやった方が、結果が正確だとか！点滴よりも座薬が効くとか、これまたグレーな説もあり、面白いですよねえ。グレーなところにさらにファジーをふりかけて、もはやSF的な位置づけです。僕の中では。
遺伝子操作（CRISPR-CAS9）
最後に少しだけ近未来の治療法についてもご紹介です。CRISPRと呼ばれる遺伝子操作技術が出てきた事によって、アトピーの原因となっているDNAを直接編集して潰しちゃおう！なんて事が現実味を帯びつつあります。
商用レベルでサービスが提供されるのはいつになるかは分かりませんが、夢がありますよね！
いーかー！これは俺の場合だぞ！変な勘違いはするなよ絶対にだぞ！
明日やろうはバカヤロウなんだよ！
