リアルタイムドキュメンタリー

タイムスケジュールが分からないストレスは想像以上に大きい

タイムスケジュールが分からない辛さ

どーも、りおぽーです。

昨日久しぶりに路線バスに乗った。

時刻表の出発時間の5分前には到着していたはずなのだけど、出発時間を5分過ぎてもバスがやってこない。

10分過ぎたところで流石に不安になって、時刻表に書いてある問い合わせ先に電話して運行状況を確認したところ、「10分少々遅延が発生してるのでもうすぐやってくる」とのこと。それが分かっただけで不安は解消して、不満が無くなったところでようやくバスがやってきた。

この一件で改めて得られた教訓はタイムスケジュールが分からない事は大きなストレスになるということだ。

思えば、タイムスケジュールを可視化する事でユーザーの不安を解消している事例は至るところにあるよね。

例えば、

・会議やプレゼンの場で事前にタイムスケジュールを共有しておくことで「この話いつまで続くんやろ。」を解消する

・スシローはアプリからの予約で待ち時間を可視化することでグンと顧客満足度を高めた。

・グーグルマップは渋滞込みの道案内で移動時間をより正確に可視化する事に成功して、カーナビをほぼ駆逐。

・メッセやチャットに比べて、電話の場合は時間のコントロールがきかないところに不満がある

・最近のWeb記事には読了までの時間が冒頭に明記されていることも多い

・テクニカルサポートで24時間以内に回答というのも、単なるベストエフォートでの回答と比べると安心感が全然違う。

こうして考えてみると、可処分時間の取り合いが激化している昨今において、タイムスケジュールを可視化できていないサービスは今後益々駆逐されていくなと思った。

逆に言うと、まだ時間の可視化が出来ていない領域にはそれだけチャンスがあるということ。

自分がサービスの提供を受けるにあたり、そのサービスはどのように時間を可視化しようとしているか(出来ていないのか)の観点で見てみると新しい発見があるかもしれない。