休職期間が長くなればなるほど、潤沢な時間を使って自分の理想に近い人や生活スタイルから様々なポジティブな情報をインプットし、徐々に期待が不安を上回っていく。
ここまではマインド回復の仕上げの為に必要なステップだ。
ただし、理想が突き抜けすぎると赤信号寄りの黄色信号かもしれない。
一度復職なり、社会復帰を果たすと否応なく現実が待っている。
現実こそ僕らが生きられる環境だか、現実は時に残酷だ。
「あぁ、確かにこんな感じだったよなぁ」、「でも、ようやくここに戻ってこれたか」という気持ちもあれば、思い通りにならない事や不安、怒り、悲しみ、それを通り越して、いずれ呆れや諦めが襲ってくるかもしれない。
この現実を乗り越えてはじめて、助走期間を経た自分の意思や成長を確認でき、ようやく次のライフステージに進めるんだと思う。
人にはそれぞれの環境や立場がある。自分の置かれた状況を見つめ、時には現実と向き合いつつ、意思を確認しながらゆっくり前に進んでいこう。