リアルタイムドキュメンタリー

俺のアトピー!食事制限編

アトピー

今日も一つ、僕は逆転への布石を打っていく。

 

今日も引き続き、俺のアトピー!人体実験の共有です。

前回はアレルギー検査や遺伝子検査で自分の体を知る事から初めてみたというお話でした。前回記事の詳細はこちらから読めます。

riopo.hatenablog.com

自分の体の傾向を知ったうえで次に治療方法について学んでいくと、大きな切り口で見た場合、食事制限や体質改善で治癒を図ろうとする東洋的な視点(いわゆる内から治す)と外用薬や内服薬などの薬で症状を抑え込む西洋的な視点(いわゆる外から治す)がありました。

これまでの僕の病院経験をふまえると、お医者さん毎にどちらかの視点によっている傾向があり、東洋的な治療法を好むお医者さんは積極的に西洋的な治療法の話はしません。ステロイドは絶対悪!みたいな人も中には何人かいらっしゃいました。また、逆もしかりです。

どちらか一方の話を信じ込むのではなく、まずはどちらも知っておく事が大切だと考えています。

と、いう事で今日は東洋的な視点での治療方法の話をさせて頂きます。

食事制限系

アルコールの影響を理解する

僕はお酒が大好きです。いつも、ついつい飲みすぎてしまいます。でも、お酒を飲んだ夜は必ずといっていいほど身体中を掻きむしって翌朝目覚めるとシーツに血がにじんでいた。。なんて、事がよくありました。

アルコールに対する急性の影響としては、中枢神経系への作用として、掻く動作がひどくなり、無意識に湿疹部分を書いて悪化させてしまいます。麻酔作用によって掻いても痛みが少なく、傷が酷くなってしまう負のループです。

次に、血管拡張作用です。皮膚への血行がよくなり、痒みが増します。アーテミンという神経物質が影響しているようです。興味のある方は以下の記事をご確認ください。

resou.osaka-u.ac.jp

最後は、利尿作用ですが、単に水分が失われる事で肌が乾燥し、カサつくって話です。

 

慢性の影響としては、肝障害により皮膚のかゆみが増します。また、ビタミン不足(特にアルコール摂取によるビタミンB群の不足)などにより、乾燥肌、肌荒れがアトピーを悪化させると言われています。

medical.jiji.com

と、ここまでアルコールの悪い影響ばかりを書いてきましたが、でもやめられないんですよねえ。お酒は。なんで、僕の場合は休肝日をつくる事だけは心がけています。

グルテンフリー 

パンやパスタとかに含まれるグルテン(小麦や大麦等に含まれるタンパク質の一種)を摂取しないようにする食事療法の事です。

これは結構勧める人が多くて、アトピー患者以外の美容や健康を気にする人たちの多くも実践しているようです。セリアック病と言って、グルテン摂取により小腸の免疫システムが反応して炎症を起こし、自らの腸壁を破壊して消化・吸収不良を起こす病気が指摘されています。また、グルテン不耐症や過敏症といって、そもそもグルテンを消化する酵素が不足しているor機能していない状態やグルテンに対して過敏に反応してしまう人もいるようです。これらの場合、消化異常で栄養素が十分に吸収されなくなる事がグルテンフリー推奨の論拠となります。

www.businessinsider.jp

いかにも怪しげな、NAVERまとめも発見しましたので貼っておきます。

matome.naver.jp

グルテンフリーでレストランを検索するとお店もたくさん出てますね

もう少し専門的な視点でセリアック病について知りたい方はこちら。

ci.nii.ac.jp

しかし、イケてる有名人もやってるぜ系の情報はあっちゅう間に広がりますね。実際に効果があった人も多数いるのも事実かと思いますが、自分に効果があるかは分からないので僕も実際試してみました。3週間くらい小麦を抜いてみたんですね。僕の場合はそんなに体の調子がよくなったとは感じませんでした。それよりお酒を同様の期間抜いた方がよっぽど体調は良くなりました。

 

カゼインフリー

カゼインは乳製品に含まれる動物性タンパク質の事です、グルテンと構造が似ているカゼインに対しても同様の症状が起きる可能性があることが指摘されています。

 

合わせてもう少し詳しく知りたい方は以下を参照ください。ここでは割愛しますが、セリアック病と似たリーキーガット症候群にも触れられています。

tftjp.com

 

吸収速度が遅いと言われるカゼインプロテインを就寝前に飲んだり、腸内環境を整えるためにヨーグルトをよく摂取していたので、個人的に気になりました。これも人体実験した結果、影響なしと判断しました。

それよりかは、筋トレして体作りの為に肉類や大豆中心のタンパク質多めな食事をする事で腸内環境が乱れてオナラがめちゃくちゃ臭くなっちゃうんですよね。食物繊維とかだけでは改善されず、ヨーグルトで乳酸菌を入れて腸内環境を整える方が体調改善に効果的でした。

 

糖質制限

糖質とは炭水化物から食物繊維を除いたものです。ようは炭水化物のことなので、ご飯やパン、ラーメン、お好み焼きなど何にでも含まれており、体の主要なエネルギー源です。最近は糖質制限ダイエットも流行ってますね。

www.glico.co.jp

アトピー患者に対して、糖質制限を推奨するお医者は多いです。子供時代からの複数の病院にかかった経験からも、何人かの方に推奨されました。(制限とまではいかず、過剰摂取を控える程度も含みます。)

「糖質制限」、「アトピー」でぐぐって一番上に出てきた皮膚科のWebページを貼っておきます。

アトピー性皮膚炎 | 芝皮フ科クリニック

血糖の急激な上昇による体への負担がその論拠ですが、正直なところ僕にはその信憑性はよく分かりませんでした。

www.lifehacker.jp

過剰摂取は論外ですが、制限的なところではみんな、好き放題言ってますので。

信じられるのは自分の体を使った人体実験だけです。なんで、これまたやってみました。2週間くらいですかね。ちょうど筋トレして体作りしていたのでダイエットもかねて。かゆみへの影響とか肌の調子という意味ではさほど変化は感じられませんでした。体脂肪は落ちましたが。

タバコ

厳密には食事でないですが最後にタバコです。ニコチンの影響で血流を悪くしたり、

ビタミンの吸収が抑制される事で肌荒れが進行すると言われています。これは詳しく説明するまでも無いでしょう。

僕の場合はきっぱりやめることで、肌のカサつきが緩和されたように思います。

 

 

いーかー!これは俺の場合だぞ!変な勘違いはするなよ絶対にだぞ!

明日やろうはバカヤロウなんだよ!